───音楽用語集───
3.奏法に関する記号・標語(順不同)−その1
記 号 ・ 標 語 読 み 方 意 味 タイ 隣り合った同じ高さの音を切らずに持続させて演奏する。 スラー 音を途切れさせずに滑らかに演奏する。 スタッカート その音の約半分の長さで演奏する。 staccato (stacc.) スタッカーティシモ その音の約1/4の長さで演奏する。 テヌート その音の長さを充分に保って演奏する。 tenuto (ten.) テヌート・スタッカート その音の約3/4の長さで演奏する。併せて「メゾ・スタッカート」と呼ばれることもある。 スラー・スタッカート フェルマータ その音を2倍程度に伸ばして演奏する。複縦線の上にある場合は意味が異なる。 アルペジオ 下の音から順にひとつの音ずつ滑らかにずり上げて演奏する。分散和音とも呼ばれる。波線に下向きの矢印が付いている場合は、上の音から順に同じようにずり下げて演奏する。 トリル この記号が付く音(以下表記音)と、そのひとつ上の音を出来るだけ速く交互に(波線が及ぶ間)演奏する。この記号の上に変化記号(シャープ・フラットなど)がある場合はひとつ上の音を変化させる。 モルデント 表記音→そのひとつ下の音→表記音、と素早く演奏する。この記号の下に変化記号がある場合はひとつ下の音を変化させる。 プラルトリラー 表記音→そのひとつ上の音→表記音、と素早く演奏する。この記号の上に変化記号がある場合はひとつ上の音を変化させる。 ターン ・音符の上にある場合…(表記音→)ひとつ上の音→表記音→ひとつ下の音→表記音、の順に表記音の長さを等分して演奏する。(括弧は付けても付けなくともよい)
・二つの音符の間にある場合…前の音→前の音のひとつ上の音→前の音→前の音のひとつ下の音→前の音→後ろの音、の順に前の音の長さの1/4〜1/2程度を等分して演奏する。
記号の上(下)に変化記号がある場合は、ひとつ上(下)の音を変化させる。回転ターン ・音符の上にある場合…(表記音→)ひとつ下の音→表記音→ひとつ上の音→表記音、の順に表記音の長さを等分して演奏する。(括弧は付けても付けなくともよい)
・二つの音符の間にある場合…前の音→前の音のひとつ下の音→前の音→前の音のひとつ上の音→前の音→後ろの音、の順に前の音の長さの1/4〜1/2程度を等分して演奏する。
記号の上(下)に変化記号がある場合は、ひとつ上(下)の音を変化させる。逆ターン グリッサンド 前の音から後ろの音へと、連続的に“階段状に”滑らせて演奏する。 ポルタメント 前の音から後ろの音へと、連続的に“直線的に”滑らせて演奏する。トロンボーンなどの楽譜に表記される。 Ped. ペダル記号 上の記号でペダルを踏み、下の記号でペダルを離す。ピアノなどの楽譜に表記される。 D.C. ダ・カーポ 楽譜の最初に戻り、Fine又は複縦線の上にあるフェルマータがあればそこで演奏を終了する。 D.S. ダル・セーニョ セーニョマークの所まで戻り、Fine又は複縦線の上にあるフェルマータがあればそこで演奏を終了する。 セーニョマーク D.S.から戻ったらここから演奏する。 Fine フィーネ D.C.、D.S.などで戻ったあと、演奏を終了する。 ヴィーデ
(コーダマーク)D.C.、D.S.などで戻ったあと、ヴィーデがあれば次のヴィーデ又はCoda(終結部)へ飛ぶ。 Coda コーダ
1.音符とそれに関する記号
2.強弱に関する記号・標語
3.奏法に関する記号・標語−その1
4.奏法に関する標語−その2
5.速度に関する標語
6.曲想に関する標語
7.付加語