ランドセル修理の様子

最近、ランドセルの修理についての問い合わせがよくありますので、
いろいろなパターンについて、修理手順を紹介していきます。
当店製でなくてもお直ししますので、お困りの時には、ご相談下さい。
お電話で傷んでいる様子はおよそわかりますが、写真貼付のメールを頂くと、よりよくわかります。
ご相談の上、お送り頂ければ、できるだけ早くお直し致します。

お 問い合わせの時には、次の項目をお知らせ下さい。
@お名前、Aお子様の学年、Bランドセルの色、C故障の場所と、傷み具合、D都道府県
また、修理品を お送りいただくときには、次の項目を書いたメモをランドセルの中に入れていただけるとありがたいです。
@お名前、Aお子様の学年、Bご住所、C電話番号、D送り返すときに、配達時間のご希望があるときには、そのご希望時間帯
(送り状が、擦れたりしてご住所のわかりにくいときがあったりしますので)

(最短で、お送り頂いた、翌々日にお戻しすることができますが、一般の目安としては、当店到着後2〜4日程度です。)
2010年1月に入ってから、修理依頼が増えていますので、修理期間は1週間ほどかかる場合があります
申し訳ありませんが、悪しからず、ご了承下さい。

(詳しくはご相談頂いたときに打ち合わせさせて頂きます
お支払いは修理完了後で結構です。下記のそれぞれの例に書いてある代金が、およその目安になります。
(全代金=修理代金+送料+銀行振り込み手数料)

修理の記録を取り始めてから約4年目になります。修理箇所の内訳と、お客様のコメントの 一 部を紹介します。

当店製のランドセルの修理は、ほとんど、したことがありません。
昨年8月に、カブセの糸ホツレ(5cmほど)でお直ししたのが、4〜5年ぶりの修理でした。
次の修理例も、他社製品をお直ししたものです。

(a) 背中のスライド背カン交換(b) ベロ切れの例と、(c)肩紐(上側)修理、(d) 肩紐(下側)交換の例です。

(a)背中のスライド背カンの交換
  ここの部分が折れてしまうことが、よくあります。過去のランドセル修理の80%程度は、この部分が折れたものでした。ランドセルの選び方のページに紹 介 したように、傷む部品は、特定のもので、スライドするプラスチックが薄いものです。この修理の例は、運悪く、お子様が転んだ時に折れてしまったようです。
  それにしても、当店製のランドセルを使っているお子さんも、同じように転んだりすることもあるわけで、折れるのは、やはり部品のせいだと思います。

  修理の手順を参考までに写真で示してみました。(この修理例は、1型で、代金は4000円です。余分に革 を当てたり、補強したりすると、5500円〜6500円になります。)

    (1)部品が折れた様子です       (2)まず、部品をはずします     (3)取り付ける部品をはめ込んだところ
  repair

    (4)内側には、座金を入れます   (5)見えないように、中に入れます   (6)ネジ鋲を使って、止め、
   repair

   (7)金槌でたたいて固定し、      (8)完成            (9)内側は、目立たぬように、薄い革を張ります
   repair
    なお、この修理品の場合、部品をはめ込んだら、何とか前の部品のところに入りましたが、もし、入らないときには、一番外に、革を当てる手順が付け 加わります。上の例では、4000円ほど、革を当てるには、手縫いをしますから、5500円 ほどになりま す。手縫いをした例は、次の写真をご覧下さい。また、手縫いですと、縫い目が不揃いになることもご承知おき下さい。

          (1)革を当てて、仮止め中です        (2)麻糸で一目ずつ手縫いしていきます (3)完 成
   カバー

  背カンの形によって、代金が変わりますので、次に表を作りました。参考にして下さい。
  (写真をクリックすると、大きな画像が見られますので、参考にして下さい。)
1型
2型
3型
4型
その他
sekan1
sekan2
sekan3
sekan4
sekan5
4000円
5500円
4000円
5500円
6500円
(上の型の場合)

(b)ベロ切れの場合
カブセを閉めるために、美錠の金具が付いているのですが、鋲のところの、革やクラリーノがちぎれることがあります。
この場合、その部分に、裏と表から革をサンドイッチ状に当てて縫いつけ、美錠を取り付け直します。修理完了の写真を次に載せておきます。
bero 2500円〜3000円

(c)肩紐(上側)修理
  クラリーノ製のランドセルで、上側の肩紐が穴のところが傷んできたものです。
  この様になるのは、@ある程度使われたランドセルをもらうなどして使っておられて、クラリーノの生地が、ある程度古くなって、もろくなった場合、 Aお子様の体格が大きくなられて、一番長くしても足りないくらいになり、いつも引っ張られた結果、穴のところから切れる場合、の2とおりが考えられま す。
  この場合、お客様の学年によって、2とおりの修理法があります。(修理代金は、左右同時に換えた時のものです)
 (1)1・2年生で、この先使われる期間が長い場合。
       肩紐(上側)を、新しいものに換えてしまいます。費用は、牛革に換えると9000円くらい、クラリーノに換えると、7000円くらいです。
 (2)高学年で、この先使われる期間が短い時。
   肩紐(上側)の下半分を切って取り去り、2枚合わせて作った下半分を上半分に縫いつけ鋲止めする。このやり方ですと、4000円くら いですみま すが、見た目はすこし悪くなります。この様子は、次に写真で示します。お子様の体格が大きくなって、肩紐の長さが足らないときにも、この様な方法で長くし た場合もありました。

       (1)下半分を切ったところ                     (2)つけ直す下側の部品です。     (3)縫い合わせて鋲止めし完成
  ランドセル肩紐

(d)肩紐(下側)交換
  肩紐の下側が切れてしまった、クラリーノ製のランドセルです。
  このランドセルは、下ひもは、表も裏も、クラリーノ製だったので、6年間はもたなかったのです。
  こうならないためには、肩紐の裏側に牛革の使ってあるランドセルを選んでおけば、よかったのですが。
  もちろん、通学距離・使い方などの個人差が大きいので、全てのクラリーノランドセルが弱いわけではありません。
  実際、当店製のランドセルは、牛革・クラリーノ製を問わず、ここ4年ほどは、修理が来ていません。

  (1)切れた様子            (2)革で、部品を作り、組み立て準備          (3)組み立て完了
 rnd_rpair
   なお、新しくつけた革は、一重で、縁は切ったままです。正式の作り方もできま すが、当店製でないため無料ではなく、
 お客様と相談の上、簡易な修理法と致しました。この直し方で、4000円ほどです。


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